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ビットコイン購入は少し待て!Segwit2x分裂の危険性を説明する

11/9追記:Segwit2xのハードフォークは中止されました!

 

 

ビットコインの価格がめっちゃ上がってます。あれよあれよと75万円ほど…。

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昨日10/31の始値は67万円台だったのが、たった一日で7万円・約10%も上昇。

っていうか10月初めなんて40万円台後半だったんだけど。とんでもない勢いで上がってます。

ビットコイン高騰の要因は色々ありますが、一番大きいニュースはコレでした▼

8月のビットコインキャッシュに続いて、またビットコインが分裂。新たに「ビットコインゴールド」なる仮想通貨がビットコイン保有者に付与されるというお話です。

ビットコインキャッシュの時は、保有しているビットコインと同額のビットコインキャッシュが無条件に配布されたことを受け、「ビットコイン資産が倍になったようなもんだ!!」と投資家達は大騒ぎになりました。

 

で、今回も「分裂でゴールドが貰える」ということもあり、さらに今月はまた「Segwit2x」という新たなシステムを導入した新たなビットコインが分裂することを受け、その期待感で価格が上昇していると予想されます。

 

しかし、価格が上がっていてアツいからと言って、今は決してビットコインを買う時ではないと僕は思っています。

その理由について簡単にお話します。

 

【もくじ】

 

Segwit2xコイン分裂の危険性

以下の記事でも書いたように、ビットコインは11月に「ビットコインゴールド」「Segwit2x導入ビットコイン(B2X)」の2種類が分裂するという予定を抱えています。

この分裂はビットコインのアップデート(ハードフォークと呼ぶ)に当たって、開発陣の意図がそれぞれ合致せず「俺達は俺達の道を行く!」となり、各々の方針に従ったアップデートがなされた複数のビットコインが誕生する(予定)に至ったものです。

 

ビットコインは現在、ブロックチェーンという取引台帳システムの設計から「トランザクション(取引)処理スピードが遅い」「送金手数料が高い」という問題を抱えています。

それは「スケーラビリティ問題」と呼ばれていますが、この問題を解決するための「ビットコインの処理スピードを上げる方法」はいくつも存在しています。

ですが、その方法はどれもメリット・デメリットいずれも存在し、それが原因でビットコイン開発チームの仲違い⇒コイン分裂、という話に発展してしまっているのです(内向きは利益絡みの話もあるんだろうが)。

 

そうした背景の中、ビットコインキャッシュ(分裂済)、ビットコインゴールド、Segwit2xを導入したB2Xの3つの通貨がそれぞれビットコインから分裂・誕生する方向になっています。

しかし、この中でも「B2X」は非常に危険で、B2Xが分裂したら、今価格が上昇を続けているビットコインは暴落し、価値の低いB2Xがあなたの手元に残る、ということにもなりかねないのです。

その理由は後述しますが、B2Xのハードフォーク・分裂の予定は11/16前後(ビットコインの取引量=ブロック生成スピードによって変動)となっており、それまでの間はビットコインを保有しているリスクは高いと言えます。

もちろん上記のような事態にならない可能性も十分ありますが、無いとも言い切れないので、僕は先週ビットコインを全て売っぱらいました。

 

なぜSegwit2xで「ビットコインが消える」?

さて、ここからはビットコインのシステムの話になって難しくなりがちなので、なるべく簡単にまとめてお話します。

 

ビットコイン問題と分裂騒動の背景

改めて、ビットコインには「処理能力が遅く、送金から着金まで時間がかかる&手数料も高い」というスケーラビリティ問題に直面している現実があります。

それはブロックチェーンの「ブロックサイズ」というものの容量が1MBと小さいため、処理スピードを上げられないことに起因しています。

 

「じゃあ、ブロックサイズを2MBでも8MBでも上げたら処理スピード上がって万事解決じゃん!」とあなたも思うでしょうが、ブロックサイズを上げると、ビットコインの特徴である「非中央集権性」が崩れてしまいます。

と言うのも、ブロックサイズを上げるとマイナー(「マイニング」と呼ばれる、ビットコインの取引情報を処理してブロックチェーン台帳上に記帳する作業を行い報酬を得るユーザー)やフルノード(ブロックチェーン情報を保管し監視するユーザー)に負担が掛かります。

すると、その負担を受け入れられるユーザー(高性能なコンピュータを持つユーザー)だけしかマイニングに参加できなくなる為、特定のユーザーにより権力が集中する形となってしまうのです。

 

ビットコインは特定の誰かに権力を集中しない「非中央集権型暗号通貨」とすることで、セキュリティを高めるのと同時に通貨の安定性を高めています。

今ですらマイナーのシェアが中国に大きく偏っていて、その報酬によりビットコインの保有量も中国が多くを占めているのに、ブロックサイズを拡大してしまうと、さらに中国への権力が集中してしまいます。

そうなるとビットコインの価格は中国の動向や大口マイナーの売買に大きく影響を受けることになり、ただでさえ値動きの激しい相場がより不安定になって、一般人は怖くてビットコインを手放してしまいます。

 

それゆえ、ビットコインの処理スピードが遅いとはいえ、簡単にブロックサイズを上げては非中央集権制が崩れてしまうので慎重にならざるを得ないのです。

そこで提唱されたのが「Segwit」という、一つひとつの取引情報のサイズを小さくすることで、ブロックサイズ1MBを保ったままより多くの情報を処理できる方法です。

そのSegwitは8月にビットコインに導入され、結果として処理スピードの向上と手数料の削減が実現されました。

しかし、その時にSegwit導入に反対、「ブロックサイズを8MBに上げるべきだ!」と言い出した、大口マイナーのJihan Wu氏率いるチームがビットコインキャッシュを分裂誕生させたのです。

 

その騒動から一夜明けて10月、今度は「ビットコインゴールド」と「Segwit2x」の分裂話が浮上してきた、というわけです。

ビットコインゴールドは、ビットコインのマイニングの仕組みを変え、「誰もがより簡単にマイニングを可能にし、非中央集権性を高める」ことを目的としたハードフォーク通貨です。

こちらは日本時間10/24時点のビットコイン保有者に対し、11月に付与予定です。

 

一方、「Segwit2x」と言うのは、さらにビットコインの処理能力を上げるために、今のビットコインのブロックサイズを2MBに変更するものです。

つまり「Segwit+ブロックサイズ2MB化」のダブルパンチによる処理能力向上作戦というわけですね。ここまでは「一長一短あるよね」と言うだけで済むでしょう。

 

Segwit2xの何が問題なのか

しかし、Segwit2xには様々な問題があり、B2Xコインの価値はおろかビットコインの価値すら脅かす要素が複数あります。

それについて簡単にまとめていきます。

 

リプレイプロテクションが導入されていない

仮想通貨の分裂に当たって行わなければならないのは「リプレイアタック」への対策です。Segwit2x導入コイン(B2X)は、現状この対策=リプレイプロテクションを行っていません。

するとどうなるかと言うと、あなたがビットコイン(BTC)を誰かに送金した際、意図していないのに同額のB2Xも一緒に送ってしまった、という状況になる可能性があります。

つまり、あなたがB2Xを入手した場合、ビットコイン(BTC)を送金できなくなる可能性が生じてしまうわけです

具体的な仕組みは、以下の記事が分かりやすかったので引用します。

 

マイナー分散による取引承認スピードの低下

ビットコインの取引処理スピードは、ブロックサイズやSegwitという話以前に、マイナーがマイニング=取引処理を行うことで担保されています。

現在のビットコインには十分な数のマイナーがいますが、相次ぐビットコインの分裂によって、マイナーが4種類の通貨に分散していってしまうのです。

そうなるとビットコインのマイナーが不足し、「取引が処理されないので全然着金しない!」というユーザーの不満が増え、投げ売りが起こる懸念があります。

実際、今もビットコインのマイナーがビットコインキャッシュのマイニングに移行する流れもあるようで、B2Xもビットコインの不安定化に拍車をかけることとなりそうです。

 

B2Xの開発者は、たった一人!?

これが僕が一番懸念することです。10人以上いるビットコインの開発チームに対して、Segwit2xを導入するB2Xの開発者はジェフ・ガージック氏ただ一人なのです。

いや、たった一人しか開発者がいないチームで、どうやってまともなシステム組んで今月中に分裂させるんだよと…。

しかもPeter Todd氏によって既にB2Xの脆弱性が指摘されたという話もあるようで、これでは恐ろしくてとてもB2Xを保有し続ける気にはなれません。

 

さらに、開発者のジェフ氏にはこんな話も…。

あなたはこれでB2Xを保有する気になれますか?分裂して付与されて嬉しいですか?

 

ビットコインはSegwit2xの動向を見て買え

以上、ビットコイン分裂の背景も踏まえて、今回のSegwit2xハードフォークの危険性について解説しました。

僕には今ビットコインの価格がグングン上がっているのが疑問でなりません。ビットコインキャッシュの2匹目のどじょうは、今回クロコダイル並にヤバいのに…。

 

僕が思うビットコイン購入のベターなタイミングは、11/16前後(また1日くらい早まるかな)のB2X分裂を迎えてから、ビットコインのマイナーの状況やB2Xの付与がなされたかどうかを確認したうえ、問題が無さそうだと複数の有力者が判断し出した時だと思います。

今ビットコインを保有したままハードフォークを迎えるのは、価格暴落リスクや残高消滅リスクを考えると非常に怖いので、僕的には良い選択肢と思いません。

もしあなたが「また分裂?キャッシュ、ゴールド、また新しい通貨貰えるの?ビットコインぼろいぜー!」なんて考えていたら、ぜひ考えを改めて頂ければと思います。

 

というかそもそも、Segwit2xハードフォークが起こったとして、B2Xコインが付与されるかどうかも怪しいですよ。

今回のB2Xコインは、リプレイプロテクションが導入されていないため、ユーザーのBTC残高が消滅する危険性があるので各仮想通貨取引所も対応に苦慮しています。

取引所がユーザーのBTC残高を消滅させる危険性を与える訳にはとてもいかないので、リプレイプロテクションの導入が無ければ、ハードフォークまでビットコインを保有してても何のメリットもありません。

 

実際、現在執筆時点(11/1 23:10)ではCoincheckのみがSegwit2xの対応について声明を出していますが、「B2Xが安全だと確認されたら付与します」と明言しています。

発生したB2Xは付与を行う予定です。また、B2Xの付与により「レバレッジ取引で保有するBTCショートポジション分」、「信用取引におけるBTC借り入れ分」については同量の返済義務が発生する見込みのため、本記事をご一読の上、ご注意くださいますようお願い申し上げます。


また、以下のような事象が発生し、弊社にてお客様の資産の保護が困難と判断される場合やサービスの安定した提供が困難と判断される場合においては、B2Xの付与を行わない可能性がございます。

・Replay attackに対する対策が不十分であると確認された場合
・マイナーが十分に集まらず、ブロックが安定的に生成されない場合
・何らかの脆弱性が発覚しそれに対する対策が行われない場合
・その他、弊社においてB2Xを付与することが適切ではないと判断した場合

おそらく現状のままB2Xがリリースされるなんて事になったら、Coincheckでも他の取引所でもB2Xを付与するなんて愚かな行為はしないでしょう。

Coincheckの公式声明は以下からどうぞ。「BTCショートしてる人、借入してる人は返済義務も生じるよ」とかも非常に重要です。

とまあこういう具合ですので、僕はもうビットコイン残高は全部売ってXEMとXRPに替えました。

将来が期待されている割に全然価格が上がらない20円台ブラザーのこやつらですが、いつか必ず火を噴くと信じてます。単元価格だけ見るとBTCやETHより爆上げしそうなんだけど。

 

あなたも僕と一緒にBTC以外の仮想通貨(アルトコイン)に鞍替えしませんか?

XEMならZaif、XRPならbitbankで購入するのがお得です。B2Xからのビットコイン退避先に、あなたもどうですか。

 

【次はこの記事もオススメ】

⇒今回のB2Xの件もそうなんですが、分からないことから目を背けるとマジで後悔します。何事も分からなければきちんと調べて、自分で判断する。少なくとも投資には絶対必要なスキルです。

⇒ビットコイン退避用通貨を探しているあなたにオススメ。僕はXRPとXEMを推していますが、他にも面白い通貨がいっぱいありますよー。

⇒bitbankに口座開設をまだしていない場合、仮想通貨両替サービスのChangellyを使っても安くXRPを入手することができますよ。